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クスリのよろず屋「雅 (Miyabi)」の見立て

臨床における薬局の役割とは?その在り方を模索しています. コンセプトは「街の臨床疫学者が居る場所」  手法はEBM(Evidence-based Medicine:根拠に基づく医療). 日々の活動・著者の想いなど.

このブログでやりたいこと

薬局薬剤師のまさひろです.

さて, このブログでやりたいことの一つに,  

「薬局薬剤師向けの症候診断」があります.

 

症候診断とは「患者に起きている症状を適切にアセスメントし、その場で今後どうすれば良いのか, または今後患者がどうなるのかを予測した上で, 責任を持って判断・決断する営為」です. 

例えば, 薬局では痛みどめを求めて来局された患者さん(お客さん)に, 言われるがままにOTC医薬品のNSAIDsなどを販売するわけにはいきません. 当然,

この痛みどめで本当にこの人の症状は改善されるのだろうか. またそもそもOTC医薬品で対処することが本当に正しいのか」

といった判断をすることになります.

 

(つまり, 医師のみが行える病名診断(いわゆる"診断")とは明確に異なります. とはいえ, 他の職種への配慮(?)から診断ではなく判断, または臨床推論という言葉で表現しているところもあります. 細かな違いはここでは傍に置いておきます. 悪しからず)

 

細かな点はさておき, 

最近では薬剤師向けのトレーニング本や, 

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また薬剤師だけでなく他の職種にも向けた症候診断のテキストが出版されるようになっています. 「症状対応 ベスト・プラクティス

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実際, これらの本では「症候診断はすべての医療職に必須のスキルです. (中略)堂々と症候診断を学んでくださいね!」とはっきりと書かれています.

 

筆者はそこでもう一歩踏み込んで, 「薬局薬剤師のための症候診断」を探究してゆこうと思います. 特に身体症状の程度と受診勧告, OTC医薬品のエビデンス等を掛け算してみたいと思います.

 

「こんな症状が出ているけれど, これってどんな疾患がどれくらいの可能性を持って考えられるのか」

「この症状はどんな人にどういう頻度で起こりうるのか」

「この症状にこのOTC医薬品を選んで服用してもらった場合, 軽快するまでどれくらいの期間が必要なのか. また薬を使わない場合と比べて早期に治るのか. また薬以外で気をつける点はどれだけあってどの程度確からしいのか」

「薬局で対処できないと判断したのならば, では患者さんをどこに紹介すべきなのか. その際に必要な手順はどんなものなのか」

... などなど.

 

身体症状についてはこちらが大変勉強になります. 「マクギーの身体診断学

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OTC医薬品についても, 例えば新しいものではこちらなど.

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こういった情報と, さらに妥当性の高い(最新の)エビデンスなどを融合させて, 当ブログにいらっしゃる方々に対して少しでも何かお役に立てる情報を発信できたらなと思います.

 

拙い文章, 稚拙な内容ではありますが, どうぞ大目に, 気長に眺めていただければ筆者としてこれ以上の喜びはありません.

どうぞよろしくお願いいたします.

 

ごきげんよう世界. 今日も良い1日を.