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クスリのよろず屋「雅 (Miyabi)」の見立て

臨床における薬局の役割とは?その在り方を模索しています. コンセプトは「街の臨床疫学者が居る場所」  手法はEBM(Evidence-based Medicine:根拠に基づく医療). 日々の活動・著者の想いなど.

意見を言う資格なし, とは?

薬局薬剤師のまさひろです.
いつもながら更新頻度が低くて申し訳ありません.

さて, いよいよ来年度の調剤報酬改定に向けた骨子が出てきましたね.

その中でも, 特に筆者の周りで話題になっているのが
「かかりつけ薬剤師指導料」です.

その算定要件のうち, どうしても僕が気になったところが, 要件2の

「薬剤師認定制度認証機構が認証している研修認定制度等の研修認定を取得していること」

という文言です.

...認定を持たないといけない, ですか.

現状での認定や専門薬剤師制度に関しては, 正直なところ僕はあまりいい印象を持っておりません.
(詳細は以前のブログ記事をご参照ください↓

雑記:研修会、勉強会、学会・学術大会、認定・専門制度に思うこと - クスリのよろず屋「雅 (Miyabi)」の見立て

 

なので, この算定要件を見た時の率直な感想を先日Twitterでつぶやいたところ, 

とある方(プロフィールによると薬局経営者)からちょっときつめの反応をいただきました.

 まぁ妥当な意見だとは思いますし, 経営を成り立たせるためにも(それが従業員を守るため), 取れる加算は取る必要があると僕は思います.

(ただし, 加算も軽視はしないがそれだけに左右される経営というのが果たしてどこまで妥当なのか僕にはわからないです)
(もちろん物販業だけの薬局経営というのもまた同じくどこまで妥当なのかわからないです)

 

それよりも僕が更に気になったのは,

「言う資格がない」という文言です.

 

誰もが意見を言うことだけなら自由であり発言の責任は自分で取るのが当たり前なのは大前提として,

そもそも発言すら許さないという態度は果たしていいものなのでしょうか.

意見に反対であること自体はよくも悪くもありません.

問題は, 意見を言うこと自体に反対するその態度です.
そういった態度をとることは独裁者となにがどう違うのでしょうか.
そんな方が経営する会社こそブラック企業なのではないでしょうか.

 

意見を言う時の大前提は「誰でもどんなことを言っていい」です.

そして厳に慎むべきは「言う資格がない」などという, 発言する行為そのものへの否定です.
ここを勘違いしたくはないものです.
(自戒を込めて)

 

「批判的な意見も否定的な意見もどんとこいや 」
(もちろん建設的な・賛同的な意見も)
「一緒に(顔合わせて)熱くディスカッションしようぜ」

といった気概の経営者がもっともっと増えて欲しいと切に願います.

 

"言う資格がない" なんて, それこそ, 

「経営者がそんなこと言っちゃあおしめぇよ」

と感じました.

 

僕にもある程度の非はあるのかもしれません.
実際, ちょっと暴言が過ぎたかな, とも思っています.

ですが, 失言や暴言そのものよりも, 
失言や暴言を一切許さない雰囲気が常, という方が, 
社会としてはよっぽど病んでいます.

 

「あなたの考えには反対であるしひどい意見であると思う. けれど, あなたがそれを自由に思い, 発言できる環境だけは絶対に守りたい」

「君とは考え方が違う. けれど, 君は僕にとって大切な友人だ」

 

そんな, 心がもっと豊かで余裕のある社会になって欲しいとずっと思っています.

 

...まぁ, とはいえ,

好きにやって好きに算定すれば良いでしょう.
患者さんがそれを受け入れて納得すれば, ということには変わりはないのかもしれません.

かも, しれません.

 

ここまで飽きずに読んでくださったあなたに感謝します.

ごきげんよう世界.
今日も良い1日を.

 

追記:
まぁ正直ガッポリ稼ぎたいし金儲けしてなにが悪いというスタンスのワタクシで, 算定できるものはするという態度こそ賛同するけれど,
今の認定・専門制度のままじゃなぁ...(後は察してください以下略